手術室で助手をしていると言うと、「先生にメスとか渡してるの?」
と聞かれる事がありますが、イエイエそんな重要な事はやってないんですよ。
と言うか、何の資格もない看護助手はやっちゃいけないはず。
それはオペナースさんの大切なお仕事ですからね。

手術で使われるメスや鉗子などはすべて「器械」と呼ばれてます。
医師にメスなどを渡す事を「器械出し」と言います。
手術では「器械出し」のナースさんのほかに、全体の調整をしたり記録をする
「外回り」、またの名を「手洗い」と呼ばれるナースさんがいます。

でも、助手の私達も重要な仕事があって、術後の器械を一覧表に書いてある数とあっているか、カウントします。
ひとつでも紛失したら一大事ですからね。
時には足りない物があって医療廃棄箱の中を大捜索したりする事も。

術式によって様々な器械を使うので、最初の頃は何が何だかわからなくて大変でした。

クーパー、メッツェン、ケリー、マッチューなどなど…
多分、何千種類もあるものと思われます。
術後ですから、血も付いてます。
特に婦人科の手術は血がべったりと付いている事が多いです。

整形外科の、特に人工股関節の手術の器械はどう見ても大工道具の様ですね。
ハンマー2本、ノミ6本、ペンチ、ノギス、角度計などなど…
電動ドリルみたいなのもあります。

手術中は骨を叩く、カンカンカ~ンと言う甲高い音も聞こえてきて、最初の頃は「ひぇ~っ」
って言う感じでした。流石に最近は慣れましたけど。
あんな事されて起きないなんて、麻酔って凄いわ~と感心したり…

まだまだ器械の名前は覚えきれていないので、中材さん(中央材料室)の
方に教わりながら勉強してます。
でも、歳と共に確実に記憶力が衰えているような…"(-""-)"
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